現役MRが絶対に避けるべき副業の落とし穴7選!
「副業で月10万、いや100万稼ぐぞ!」と意気込むMRは増えています。
実際、副業ブームに乗って収入を増やすことは可能です。が…
“やり方を間違えると、副業がキャリアを壊す地雷”にもなりかねません。
今回は、これまで多くの副業MRを見てきた中で明らかになった、「MR副業の落とし穴7選」を紹介します。
これを知っておけば、スタートから失敗せず、安全に副業ライフを歩むことができます。
① 就業規則を無視して始めてしまう
意外と多いのが「会社が副業OKか確認しないまま始める」パターン。
特に大手外資系や伝統的な日系企業では、副業を禁止している場合もまだあります。
バレる要因:住民税の変化、SNSやHPでの発信、社内の噂話など。
副業が発覚して評価やキャリアに響くリスクは、無視できません。
対策:就業規則を事前に確認し、税務処理(住民税の「自分で納付」)も慎重に!
② 稼げる“っぽい”案件に飛びついて失敗
SNSやネット広告で「月収50万保証」「完全在宅でラクラク稼げる」などの謳い文句には要注意。
実態はMLM(マルチ商法)や情報商材ビジネスだったというケースもあります。
MRのプライドを利用するような巧妙な誘い文句も多く、「自己投資」や「チームビジネス」と称して高額商品を売りつけられる例も。
対策:案件を選ぶときは「報酬体系」「実績者の信頼性」「契約条件」を必ずチェック!
③ 本業に支障が出て信頼を失う
副業で深夜作業→翌日の訪問で眠そう、
資料作成を後回しにして信頼を落とす…
これでは本末転倒です。
副業で成功するMRほど、本業の数字も堅実。
「副業はあくまで本業の補完」と位置づけましょう。
対策:スケジュール管理を徹底!「1日30分だけ」のような設計でOKです。
④ 守秘義務に抵触する発信や行動
例えば、ライター副業で「●●製薬の新薬開発の舞台裏を暴露!」なんて書いたら一発アウト。
また、転職支援や営業支援でも、業界関係者にしか知り得ない情報をうっかり話してしまうのは危険です。
製薬業界は特に「情報管理」が厳しい分野。
軽い気持ちでの投稿が、法的トラブルや企業との信頼失墜に繋がることも。
対策:副業は「守秘義務の範囲外」で。自社情報・取引先情報は絶対に扱わない。
⑤ 税金・確定申告で痛い目を見る
年間20万円以上の副収入があれば、確定申告が必要。
これを知らずに税務署から追徴課税を受けた…なんて話も珍しくありません。
また、「住民税の特別徴収にして会社に副業がバレた!」という失敗も多いです。
対策:
- 副業開始時から収支を記録する
- 確定申告はクラウド会計ソフトで効率化
- 住民税は「自分で納付」にチェック
⑥「スキルの掛け算」ではなく「労働時間の足し算」になる
副業といえば「稼ぐために時間を使う」と思いがちですが、
本質は“スキルや信用を積み上げる場”です。
肉体労働型や短期バイト的な副業を選ぶと、ただの時間消費に。
せっかくのMRスキルが活きません。
対策:営業力×医療知識×人脈など、自分の強みの掛け算で「レバレッジが効く副業」を選ぼう。
⑦ 長期視点がなく、継続できない
副業は1ヶ月で結果を出すものではなく、3〜6ヶ月で土台を作るもの。
最初は稼げないことも当たり前です。
「3記事書いたけど稼げない」
「副業アカウント作ったけど仕事来ない」
そんな短期視点では何も積み上がりません。
対策:小さな実績を継続→徐々に単価UP→信頼で仕事が舞い込む…という流れを信じて、半年単位で見る。
◆ まとめ:副業は、正しく始めれば人生の武器になる
副業の世界にはチャンスが溢れていますが、それと同じだけ落とし穴も存在します。
特にMRは「信用」「契約」「数字」がすべての世界にいるからこそ、副業でもプロとしての姿勢が問われます。
正しい知識と準備で、人生を変える“副業MR”への一歩を、踏み出してみましょう。
次回は、「MR副業→法人化までのロードマップ」をご紹介します。お楽しみに!
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